令和３年度 津商工会議所 優良会員企業表彰制度の表彰企業が決定

飯処しるべ【経営革新分野表彰】

代表　佐久間　将之　氏

事業所名

飯処しるべ

代 表 者

代表　佐久間　将之

所 在 地

津市大門１９番２０号

事業内容

飲食業

従業員数

２名

表彰理由

　コロナ禍において飲食店の営業活動が大きく制限される中、いち早く換気・非接触対策を講じ、安心して来店・飲食できる環境づくりに注力した。中でも「全熱交換器」の導入は、室内温度変化を抑え店内空気と外気を瞬時に入れ替えることが可能となり、店内環境は２４時間データ管理を行うなど、考え得る限りの感染対策を講じ、安心な店内環境を構築しました。（みえ安心おもてなし施設認証制度「あんしんみえリア」を県内で最初に申請）
  さらに、縮小均衡に甘んじることなく先を見据えた設備投資を積極的に行い、ＴＡＫＥ ＯＵＴ事業を深化させ、コロナ禍における収益部門を確立させました。
  このようにコロナ禍の中、受け身の経営ではなく、いち早く新しい生活様式に対応した店内環境体制を作り上げ、また外食から中食部門へ事業強化を取り組む経営姿勢は他の模範と認められ、今回の表彰となりました。

特定非営利活動法人どんぐりの会【地域貢献分野表彰】

理事長　池田　芙美　氏

事業所名

特定非営利活動法人どんぐりの会

代 表 者

理事長　池田　芙美

所 在 地

津市戸木町７１８５番地１

事業内容

福祉（児童福祉、障がい者福祉）事業

従業員数

１６名（内、パートタイマー７名）

表彰理由

　寄贈広告枠を設けた「飛び出し注意喚起看板」の設置・維持管理を行い、地域の交通安全意識を高めるとともに、寄贈協力企業で働く従業員が、同会が運営する学童保育等を利用する際に割引が受けられる仕組を構築しました。
  また、保育施設に障がい者就労支援施設を併設し、児童と障がい者が交流することで、「児童」には思いやりの心、「障がい者」にはやりがいや生きがいの醸成につながる仕組みも構築しています。
  さらに、障がい者の就労支援として循環式陸上養殖のシステムを導入し、水産技術のスキル（水質検査・養殖技術・機械のメンテナンスなど）を身に付け、水産事業所への就労を支援していることは他にはない独自性であります。
  このように様々な女性が抱える「子育てと仕事の両立問題」の解決や水産と福祉の連携による障がい者の就労支援等、地域の方々を支援する姿勢は他の模範と認められ、今回の表彰となりました。

株式会社綿清商店【地域貢献分野表彰】

取締役社長　曽我　江里子　氏

事業所名

株式会社綿清商店

代 表 者

代表取締役会長　佐藤　仁
取締役社長　曽我　江里子

所 在 地

津市森町２０１７番地７

事業内容

小売業（衣料品等）

従業員数

１３３名（内、役員２名、パート・アルバイト９８名）

表彰理由

　新型コロナウイルス感染症が拡大しマスクが入手困難となる中で、手作りマスクのレシピ等配布しマスク不足の不安の解消に取り組まれました。マスク不足から状況が変化した昨今では「マスクポストプロジェクト」と題し、家庭で眠る余剰マスクの回収に取り組み、マスクを必要とする地域の子ども食堂や福祉施設等へ無料で配布する他、販促活動の一環より感染防止の推進等を図りマスク越しの笑顔を集めた｢笑顔ポスター｣を作成し地域の保育園や介護施設に配布しました。
  また、勤務時間中に社長に、仕事・プライベートに関係なく相談できる仕組みを構築し、社員、パート、アルバイト全員が、妊娠・出産をはじめ、育児、介護等様々な状況下にあっても従業員を全面的にサポートする環境を整えています。
  このように地域の状況等を踏まえた地域貢献活動を実施するとともに、子育て世代の女性をはじめ、女性の働きやすい環境づくりを整備するために常に努力する姿勢は他の模範と認められ、今回の表彰となりました。

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